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みえるもの・みえないもの
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今パソコンを見ていたら、文化人類学者西江雅之先生がなくなったというニュースが
ありました。最初に見たのは、高校生のとき、NHKテレビで長髪のパーカッショニストと2人で植物の種の入っていた縄文土器は、実を保管する容器ではなくて、楽器だった。というドキュメントでした。
アフリカの太鼓の中には命を宿すため?に植物の実を入れる。とか、西江先生は、アフリカの太鼓の言葉がわかるとか、なんだこの人は!!と高校生ながら良くわからないけれどすごい人がいるなあとおもっていました。
その後大学に入り、授業を選択するときに先生が教えていることをしってびっくりしました。
先生は本当は大学院ぐらいで受けるといいのだけれど言っていましたが、1年生の一年間毎週楽しく授業を受けました。書くと永遠に尾わらなそうなので簡単にまとめると、およそ天才とはこういう人なのだなあと、思いました。先生:人間はなぜ服を着るのか?生徒:寒いから。先生:南米の南極に一番近いところに
最近まで裸族がいたんだよ、だから寒いから服を着るのではなく、・・・・・・本当の裸族というのはいない、
みんな刺青や飾りを・・・・・・裸俗の子供は服を着るようになるのが早いがお年よりはなかなか着ない。特に絶対ズボンだけはきたくない(笑)こんな感じで毎回、常識をひっくり返すような内容でした。
授業が終わると、いつも学食で生徒と話をしていました。
世界中のあらゆる言語を理解し、ほとんど風呂に入らなくても臭くならない体をもち!床に寝て、趣味はつめを噛むことといって見せてくれた指には爪の痕跡しかなかった!!
当時いろいろ話したいことがあったのですが、当時は今でも?おつむがわるくたいしたことを聞くことしかできませんでいた。もう24年前の話です。
卒業してからも、古本屋で先生の本を見つけると買って読んだりしていたけれど、活字にすると
きれいになりすぎて、やはり動いて話している実物の方が、いいなあと思っていました。

沖縄の与那国に行ったときに良い雰囲気のカレーやさん?だったかに、
先生のメッセージを見つけたの宝探しのようなもいい思い出です。
やはり先生は旅のひとなのです。
この世に納まらすあの世に旅立たれたたのだと思います。ご冥福お祈り申し上げます。

ついでに、
なんとなく高校時代のおよそ先生らしくない物理の先生にちょっと似てるのです。
この先生も変わっていて、暗記がすごくて参考書を全部暗記して大学に入り、
就職先の上司の誘いが断れなくて体を壊し、
トランペットで音楽大学に行こうとしてドイツに行って気が変わって医学部に受かり、
なぜか県立高校の先生になり、夏休みにドイツの大学から誘われてアフリカに最古の人類を探しにいって槍を突きつけられたり、
マラリアでしょっちゅう学校休んだり、授業は大体みんなの希望で冒険の話ばかり、
手相の本も暗記しているので、放課後は女子が手相を見てもらったり6,7カ国ぐらいの言葉ができたり、
物理の先生としては、いまいちだと思うけれど、
若者が刺激を受ける先生というのはこういう人なのだと思います。

久しぶりに文書をかいて、いろいろ思い出してとても長くなりました。
これでも半分ぐらい削りました。
なぜかわかりませんが、がんばらないとと思いました。
しかもなみだもろい。年か、パソコンの見すぎか?



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