みえるもの・みえないもの
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とある理由があって、海辺の町にいた。
偶然、海辺の庭先で青海苔を乾しているご老人に会った。
聞くと、自分で採ってきて乾して食べるという。
丁度真水と海水の混じったところで、かつ水のきれいな
所が良いらしい。秘密の場所だそうだ。
前にこしらえた物を持っていたフィルムケースに分けてもらった。
青海苔なんて三角の瓶に入ったものしか食べたことが
無かったが、うまみがあってそのまま食べてすごくもおいしい。
醤油をほんのチョットたらすといいらしい。かけすぎは駄目。
このおじいさんはそれだけではない。只者ではない。
話の詳細は、めんどくさいので書かないが、
腰を痛めて2年間入院している間に、自分でリハビリの道具を発明したり、
でっかいアンコウを釣って鍋にして45人前作ったり、
釣ったでかい鯛が旅館のシンボルになってたりとなんだか、すごいのだ。
とにかく料理と釣りでは、誰にも負けないそうだ。
みんなが坊主でも自分は必ず釣ってくるという。
結局みんなが寄ってきてあげちゃうんだって。
昔の部族一の狩人みたいだ。
リハビリマシンは東大名義で特許とったらしい。
83歳。仙人のような人である。
昔北海道で、自分で牛を自動で小屋に入れる機械を作ったり
料理人したり、ロデオしたりというおじさんに出会った。
腕相撲をしたら指が3本しかなくてびっくりした。
そのおじさんを少し思い出した。
何も無いところで自然を相手にクリエイティブに生きる。
人間は本来そういうもうものではないかと思う。
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